クラップスの歴史


1800年代アメリカでクラップスの原型ゲームが作られたのが起源のようです

中世十字軍の時代にアラブ地域で遊ばれていたサイコロ賭博を
十字軍の兵隊がヨーロッパに持ち帰りその後アメリカに渡ったとも言われています

クラップスとは?

「クラップス」はサイコロ(ダイス)を使用したアメリカ生まれのゲームで
アメリカの歴史とともに歩んできた側面もありアメリカで非常に愛されている
ポピュラーなカジノゲームです
またカジノの花形的存在であるルーレット同じく
常に人だかりが絶えないないゲームですが
静かな雰囲気でゲーム進行するルーレットとは異なり
大きな歓声に包まれたとてもにぎやかな聴衆に包まれています
これはクラップスというゲーム自体がプレイヤーと観客が一丸となって
カジノディーラーを相手に戦いを挑む要素があるからのようです

本場のカジノでは1つのテーブルにつき監視ディーラーが最低4名いて
1人はテーブル中央で細長い杖のようなスティックを持ち
サイコロ(ダイス)の操作やテーブル中央の処理
出た目の読み上げあどを担当しています

他の3人はテーブルの左右と中央にてチップの回収や配当・両替を担当しています

クラップスの遊び方


基本的にはただ単に次に振られるサイコロの目
(クラップスにおいては常に 2個のサイコロが使われるつまり 「サイコロの目」 とはその2つのサイコロの目の合計のことを指す) を当てるという単純なゲームです
その賭け方のバリエーションはかなり豊富でまたそれぞれの賭け方に対する
配当倍率もバラエティーに富んでいます
そのため初心者からはかなり取っつきにくいゲームのようにも見られがちですが
実際は非常に単純で一度慣れてしまえばこれほどにぎやかで楽しいゲームはないでしょう

基本的には自分がねらった目が「7」よりも先に出れば自分の勝ち
「7」が先に出てしまったらその時点で自分の負け
ただし第1投目で7が出てしまった場合はまだ本戦が始まる前なので負けにはならず (勝ちになる)ゲームのやり直しとなる
最初の投げ手(シューター)が2個のサイコロを振る
この最初のロールをカムアウトロールと呼ぶ

シューターの心得

サイコロを投げる人のことを 「シューター」 と呼びます
このシューター役はゲームに参加しているプレーヤーが順番で引き受ける
プレーしていると必ずこのシューター役の番が自分に回ってくることになるが (カジノ側が時計回りの順番でテーブルを囲っている各プレーヤーを指名してくる)もしやりたくなければパスをして隣のプレーヤーにこの役を譲ってもかまわないです

シューターはただ単に『サイコロを投げ込む役をたまたまやらされている』だけのことであってルール上なんら特権があるわけではないです
つまり他のプレーヤーとまったく同じ立場でゲームに参加していることになる (ゲームに参加していない者『お金を賭けていない者』はシューター役をやらせてもらえない)

シューター役を引き受けた者がサイコロを投げ込む際に
守らなければならない基本マナーが2つあります

ひとつは両手を使ってはならない
必ず片手でサイコロを拾い上げ片手で投げ込む
もうひとつは一度サイコロを握った手はクラップス台の外や
他のプレーヤーの視界の外に出してはならない
この2つのマナーはニセ物サイコロとのすり替えなどの不正行為を避けるために
参加者全員が最低限守らなければならない基本ルールであり
これを守らないとカジノ側から注意される

基本的な賭け方はパスライン カム オッズベット(オッズ賭け)

パスライン

第1投であるカムアウトロールの前に『PASS LINE』にかけ金を置くカムアウトロールで 「7」 か 「11」 が出ればその場で勝ちとなり、賭金と同額の払戻金 ( 1ドルの賭金に対して1ドルの払戻金) を受ける
逆に 「2」 か 「3」 か 「12」 が出ればその場で負けとなり賭金を失う。それ以外の数字の場合は、その目が 「場の目」 となり、第2投目以降で 「7」 が出る前にその目が出れば勝ちとなり、「7」 が先に出ると負けでゲームは終了する
もちろん第 2投目以降で 「2」、「3」、「11」、「12」 が出ても勝ちにも負けにもならない。とにかく第 2投目以降は、ひたすら 「場の目」 が先に出るか 「7」 が先に出るかだけの勝負である
クラップスというゲームにおける最も基本的な賭け方

カム

これはパスラインと基本的にはまったく同じで、唯一の違いはパスラインは最初の第1投目つまりカムアウトロールの時点でゲームに参加するのに対して
このカムは第2投目以降の好きな時にゲームに参加するというだけの違いになります

具体的に例をあげて説明するとカムアウトロールで「9」が出た
第2投で 「8」第3投で「10」(この段階ではまだ 7 が出ていないので誰も負けていないカムアウトロール以降9も出ていないので誰も勝っていない)
その段階でAさんは第4投目からゲームに参加したくなってこのカムに賭けたとする
この場合Aさんは第4投目で「7」か「11」が出れば勝ちで
「2」か「3」か「12」ならば負け、そしてそれ以外の数字の場合は、その第 4投目の数字が 「あとから参加した Aさんだけの場の目」 となり、第5投目以降で 「7」 が出る前にその目が出れば Aさんの勝ちで賭金と同額が支払われれる。「7」 が先に出るとゲーム終了となり負けとなる

ドントパス

シューターが負けることに賭ける
ただしカムアウトロールで「12」が出たときは引き分け

ドントカム

カムの逆
「12」が引き分けとなるのもドントパス同様

プレースベット

テーブルの中央部に大きく書かれている 「4」から 「10」までの各個別番号に対する賭け。これはカムアウトロール以降いつからでも参加できるわかりやすい単純な賭け方
たとえば「8」 に賭けた場合、「7」 が出る前に 「8」 が出れば勝ち、「7」 が先に出てしまえばゲーム終了なのでその時点で負けとなる

このプレースベットは 「場の目」 などに関係なく、ただ単にその数字に賭けるだけなので賭けそのものは非常に単純明快だが、払戻金の計算が少々複雑だ。
それは各目の出現率が微妙に異なっていることに起因している。つまり 「8」 よりも 「4」 の方が出にくいので当然その分当たったときの配当倍率は大きくなる
計算が複雑と言ってもカジノ側がちゃんと計算してくれるので特にプレーヤー自身がそれを覚える必要はまったくない

フィールドベット

これは単純な一発勝負 (1回のロールに限って有効) の賭けのため、どんな目が出ようが賭けた直後のたった 1回のロールで勝負は決まる
つまりそれ以降のロールはまったく関係ない
またこの 「フィールドベット」 への賭けはカムアウトロールも含めて
どのロールからでも参加できる

ルールは極めて簡単で、この 「フィールドベット」 に賭けた直後に振られるロールで「2」、「3」、「4」、「9」、「10」、「11」、「12」 のいずれかが出れば勝ち「5」、「6」、「7」、「8」 が出れば負けとなる
なお勝った場合の配当倍率は1倍ですがめったに出ない
「2」 と 「12」 が出た場合に限りボーナスとして賭金の2倍が支払われる
また最近の高級カジノホテルにおいては「12だけは3倍払い」というところも少なくない
※「12」の代わりに「2」を3倍にしているカジノもある

エニークラップス

いつからでも参加できる一発勝負の賭け
賭けた直後のロールで「2」「3」「12」 のいずれかが出れば勝ち
賭金の7倍 (元金も含めれば8倍)が払い戻される
それ以外の数字はすべて負けとなる

ビッグシックス ビッグエイト

これも単純な賭けでただ単に 「6もしくは8」 に賭ける賭け方
いつからでも参加でき賭けた以降のロール(サイコロが投げ込まれることをロールという) で 「7」 よりも先に 「6もしくは8」 が出れば勝ち「6もしくは8」 が出る前に「7 が先に出てしまうとその時点でゲームは終了で負けとなる
この賭けはゲームの途中でいつでも賭けの継続を中止にして
賭金を引きあげることが許されている

オッズベット(オッズ賭け)

パスライン、ドントパス、カム、ドントカムにおいて
カムアウトロール後に自分の賭け額へ追加でベットする賭け方
既におこなったかけ金を 2倍3倍5倍などのように増やすことです

オッズベットは、確率的に計算された正しい期待値で配当が算出される。つまり、オッズベットで追加された額への払い戻しに関しては控除率がゼロということになる

これではカジノがまったく得をしないため、通常、最初のベットの何倍かに限定される。倍率はテーブルやカジノによって決まっており、現在最も一般的な「x3 x4 x5」ルールでは、ポイント4または10に対してのオッズベット上限は元の賭け額の3倍まで、ポイント5または9に対しては4倍まで、そしてポイント6,8に対しては5倍までとなっている

ここで、仮に10倍までだとすると(実際にラスベガスのダウンタウン地区では客寄せのためにこの設定がよく見られる)、控除率はわずか0.18%となり、これは、ベーシックストラテジーをマスターしたうえでプレイするブラックジャック、もしくは、最適なセオリーに完全に則ってプレイするビデオポーカーの 9/6 Jacks or better を凌駕する、非常にプレイヤー側の不利が少ないゲームとなる。これらのゲームに比べなんの熟練もいらないのが、クラップスの大きなメリットである

オッズ賭の具体的な 「参加方法」 だが、オッズ賭けとして追加して出される賭金はもともとの賭金とは区別されなければならないため (勝ち負けの結果は同じだが、配当倍率が違うので)、チップをもともとの賭金の上にそのまま重ねて置いてはいけない。
パスラインの賭金に対してオッズ賭けする場合、追加分を元の賭け金のすぐ横に置く
そしてカムに対してオッズ賭をする場合は、スペース的に外側に置くことができないため、元の賭金の上に追加分をずらして重ねるように置く
カムの場合は最初に賭けたチップは次に振られたサイコロによって決定する “その人の場の目” の位置に移動されるので、オッズ賭けの分はその上にずらして置く

遊び方の目安とマナー


オッズベットを併用したパスラインもしくはカムをベースに、自分の信念もしくは直感によって控除率のそれほど悪くないベットを行っていくのが一般的なプレイスタイルである

クラップスでは、テーブル一体となって、カジノ側を負かす(つまりシューターが勝つ)スタイルでプレイされるため、確率的にもっとも有利なベットであってもドントパスおよびドントカムは好まれない。特に投げ手がドントパスに賭けることは、パスラインおよびカムに賭けている大多数のプレイヤーの願い(=シューターに勝ってほしい)の逆目に賭けている者が投げることとなるため、タブーとされる。どうしてもドントパスやドントカムでプレイしたい場合は、シューターではないタイミングを選ぶべきだが、それでも「このテーブルには負けを願うプレーヤーがいる」ことそのものが異端視されることが多い。もちろん、自分以外にプレーヤーが誰もいないテーブルでドントパスやドントカムプレイをすることは何の問題もなく、実際に早朝の空いたカジノではこのような場面が散見される